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醤油づくりイベント(もろみづくり+絞り)

醤油づくりイベントの第三工程、もろみ作り+絞りを行った。
会場となる北杜市明野町の明野総合会館に到着すると、素晴らしい景色!
「いや~、素晴らしいな、、、」と思いながら駐車すると!

やはりあまりの素晴らしさに絵を書きに来ている一行を発見。よく見ると田んぼの方でも書いている方などがおり、結構集まっている。
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第一工程(はったい粉作り)、第二工程(麹作り)に比べると、第三工程であるもろみ作りはあまりにも簡単というか、その場でやることは殆ど無い。
第二工程で作った麹に塩と水を混ぜるだけなのだから。

=関連記事=
第一工程(はったい粉作り)
第二工程(麹作り)

しかし、もろみは仕込んでから醤油になるまでの行程はかなり長い。
同じように仕込んでも管理の仕方により、また絞りの仕方によっても出来上がりの醤油はかなり変わってくる。

第二工程で作った麹を帰宅後に育てていたものを、参加者さんが皆、持参してくれた。、
どの麹も自然に出来ている^^ 色の薄い、濃いや、豆の乾燥具合は多少異なるものの、すべて麹菌はしっかりと回っていた。他のカビや納豆菌が優勢になってしまうこともなかったようだ。
もっとバラバラな出来だったら新たな発見があったりして面白かったのだが、皆さん、無事に麹づくりは成功!
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自然農園ビヨンド作成の醤油用麹
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成功はしたものの、参加者の皆さんは皆、初めての醤油用麹作りだったこともあり製麹中には不安を感じたようだ^^
味噌に比べて失敗の可能性が高く、難易度が高いとされる醤油の麹作り、、、これは一人でやるのはハードルが高いと思うが、皆でやれば面白いんじゃないかな。

参加者の皆さんから、「発熱してこないんですが、、、」、「色が薄いようなのですが、、、」などとメッセージや電話が来たり、写真を送ってくれたりした。
自分もイベントページには写真をアップロードして様子をリアルタイムで載せるようにした。
それを参加者の皆さんが見ることで、参考にしてもらったり、少しは不安が減ればいいなとの思いでね。

自分も他の参加者の皆さんから画像が送られてきたりするのを見るのは面白かった。
皆で麹を作っているという一体感が感じられたから^^

イベント中、一人のおかあさんが手一杯の時は、他の参加者さんのうち、手の空いている人が子供の面倒を見る。
自分の子は全部自分が!と気負う必要はないよね^^

写真左端のYちゃんが手一杯の時、自分の子供とYちゃんの子供を両脇に抱えるSさん
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泣いている子を抱っこしてあげると、すぐに泣き止む。
あやしてあげると笑い声に!こういう変化を見ているのは素晴らしい経験だ。
泣いている子供を鬱陶しいとか、うるさいとか思う人もいるかもしれないが、逆に言えばこのような素晴らしい変化を経験できるチャンスにあふれているということなんだよな~

今回、廊下に出ていたSちゃんの様子を見に行くと、気づいたら図書室のお姉さんに抱っこされていた^^
お姉さんは微笑みながら、「棚と棚の間に挟まった感じでいましたので(救出しました)、、」こういうのいいなぁ。

イベントの前の晩には、醤油絞り用の袋を自作。
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醤油のもろみ作り自体はやることがかなり少ないので、合間に味噌用の麦麹作り。
醤油の麹と味噌の麹の作り方の差なども見れればいいかなという思いで。

蒸した麦を扇いで水気を飛ばそう!おなかがすいたSちゃんはずっと蒸しあがった麦を食べていた。気に入ってくれたんだね。いい香りが部屋中に漂っていたよね~
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麹菌つけ
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麹作りの合間にも、ご飯の準備をバンバン手伝ってくれる参加者の皆さん、ありがとうございます!
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更に、イベントの合間に素敵なお花屋さんが登場!持参したお花を皆さんにプレゼント。
この方、Yちゃんはもともとお花屋さんに努めていて、今は個人でフラワーアレンジメントを引き受けたりしている。
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パン修行20年のSさんの旦那様作のパンと花束のコラボ
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さぁ、昼食だ!
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ビヨンド特性のヨモギ茶の香りに引き寄せられるTさん
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ヨモギ茶はオンラインでも販売
しているので、もし欲しい方がいましたらよろしく~
軽いので、送料も200円から♪

昼食準備時、面白い格好のT君
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昼食後、去年仕込んだ醤油の一部を絞ってみた。
サラシに包んで絞り、その後に火入れ。
そして絞り終わった醤油がコレ。隣にあるのがもろみの搾りかす。
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さぁ、皆さんどう感じるだろうか?
あんだけやって、コレだけ?醤油に対してカスがこんなに?!

そう、少量で絞って分かってもらえたと思うが、醤油を絞ると結構な量のカスがでる。
野菜を漬けるのにつかったり、ふりかけとして食べたりもするようだが、あまりに大量に出ると消費は結構大変だと思う。
そして、もろみと違って保存もそれほどできないという問題を抱えている。

だから少量で絞ったのだ。
残りはさらに円熟味を増していくだろうし、絞りカスも少なければ駄目になる前に消費できるから。

麹から作った参加者の皆さんは、恐らく醤油はかなり贅沢な調味料だということがよく分かったんじゃないかな。
カスに対して醤油をもっと欲しい場合には、二番絞りなど、さらに醤油を絞ることも出来る。
その辺はいろいろと試してみると面白いだろう。

でも、自分の感覚では、「絞らない」という選択もかなり有効かなと感じている。
普通にそのまま麦も大豆も食べられるから^^

今回は自分の家族が静岡に先に帰省しており、不在だったため、昼食の準備などはかなり参加者の皆さんに助けられた。
というより、自分は何もしていなかったな、、、
お子さん達と遊んでいたり、麹の様子を見たり、絞り方の調整などをしていたので(^_^;)

うちの子供たちと会うのを楽しみにしていたIちゃん、今度また遊んであげてね!うちの子供たちも遊びたがっているよ~

そんな参加者さんのご協力により、無事に醤油づくりイベント終了。
あとは、各自持ち帰ったもろみが醤油になるまで、じっくりと育ててあげてくださいね♪




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テーマ : 人生を豊かに生きる
ジャンル : 心と身体

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ヤス

Author:ヤス
自然の恵み、豊かさを多くの人と共有したい!

=自然農園ビヨンド 代表=

無農薬、無肥料の自然栽培で野菜を育てながら、野菜販売、体験イベントなどを行なっております。

>>Beyond自然塾

>>自然農園ビヨンド

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