白州の孤立集落に雪かき救援♪(本当のボランティアとは)
今日は北杜市白州町に雪かき支援に行ってきた。
白州は西側に大きな山があり、陽が早く沈むので雪は溶けにくいのだろう、同じ北杜市で自分の住む明野町は日照時間日本一。既に屋根の雪などはかなり溶けているのだが、白州に行くと、まだ屋根上にまだ1mほど残っているお家はザラだった、、、
現場に行く道の途中、カーポートやビニールハウス、家の屋根までもが倒壊している、、、
白州の農家さんとお話をしたところ、近所のビニールハウスがかなり倒壊しており、途方に暮れている人が多いとのこと、、
自分が就農した時に役所の担当の方に言われた言葉が思い出される。
「ハウスでトマトを作るとかでしたら貸せるんですけどね、、農業の研修もしたことがない方には、、、」
自分の畑は恐らく何も変化はないと思う(大雪以降行っていないのでわからないけど)。
ハウス栽培の場合は天候関係なく収支が計算しやすいということだったが、本当に天候に関係無かったと言えるのだろうか?
それはともかく、やはり景色は素晴らしいなぁ。

道はガタガタなので、二駆は無理だな、、

現場への道案内をしてくれるWさんの家に到着。

郵便局のバイクもチェーン付きで、ヨロヨロ滑りながら、転倒しないように足を地面すれすれに出して走っている。
まるでストライダー^^

ついには車が通れない所まで来た。
この辺はまるっきり車など動けない。

からだが不自由だったりしたらかなり心細い気持ちになってしまうのではないだろうか、、
それどころかまた死亡者が出たらしい、、しかも30歳位と非常に若い方が、、
実は他にも死亡者が出ているらしいのだが、地域の方々はそれが知られるのを嫌がり、人には知らせていないという、、、
今回の目的地はこの集落の一番上のお家。
車を置いたところから300mくらいかな。

まだまだかなり雪に埋もれている部分が多く、屋根にもかなり積もっている、、

このお家にお住まいの方は足が悪く、荷物はクローラー付きの運搬車で自分のウチまで運んでいたらしいのだが、大雪で運搬車は埋まって掘り出せず、クローラーが通れるような道幅もなくて非常に困っていたらしい。

今回の目標は、この運搬車の掘り出し救出と、車置き場までの数百mのうち、できるところまで運搬車が通れる道幅にすること。
目的のお家に向かう途中、赤いママダンプという雪かき機を発見。

自分はこのママダンプを見た瞬間、こう思った。
「これだ!今日はこれをフル活用して、ボブスレーコースみたいなのを作るぞ!そして、そのコースをこのママダンプで滑り降りるんだ!」
昼食時間などはとっくに過ぎていたが、自分はこのボブスレー計画を実行に移するには、まずは数百mの道すべてを拡張した方がいいなと思った。そのほうが皆も気兼ねなくソリ遊びができるだろうから^^
それには迅速かつ効率的に行動する必要がある。
まずは問題の運搬車を早々に掘り出し、運搬車の幅、どんな道なら通れそうかをおおまかに把握した。
【幅は約80cm、クローラータイプなので、平らに圧雪さえしてあれば、土が見えるところまで雪かきしなくても通行可能】
そう判断すると、後はバンバン道作り。
雪をかき出すことなく、バンバン崩して平らに均す、、
やっているうちに更に効率的なやり方などが頭に浮かぶ。
「まずはダンプだな。雪が柔らかい今なら、ダンプで崩し、ダンプでそのまま圧雪、、、。
よし、これで行けそうだ!これなら何だかあっという間に道が作れそうだ、、そしてボブスレーコースが!フフフ」
ママダンプを押しながら思った。
雪を崩し、その雪をママダンプに乗せると、結構いい感じの圧雪器になるぞ。
だが、それを押す自分の足がかなり沈むことで穴がボコボコあくのは塞ぐ手間が増えるな、、、
なにかカンジキみたいになるものはないかな、、、
目の前に2x4木材を発見。これをバスっと雪上に置くと綺麗に長方形状に圧雪される。
が、細いので何回もやるのは効率が悪いし、カンジキのような足場に使うにも具合が悪い、、、
もっとほかに何かないのか?と思い、仲間のYっちの軽トラを物色していると!
何だ、そのものズバリ、カンジキがあるではないか!
ということで、ママダンプ+カンジキでボブスレーコー、、じゃなくて運搬車用の道拡張を行うことにした。

自分の中では全線開通する気まんまんだったので、仲間が上から作業している際、一人でゴール地点である数百m下から作業開始!
そう、自分はいつも自由行動、、、
小学校の時の通信簿は一年から六年まで毎回書かれていたのは今でも覚えている、、『落ち着きが無い』
小学生で落ち着いている必要なんてあるのか?
「やりたいこと、ワクワクすることがたくさんあるんだ!バンバンやるぜ!」
小学生時代、そう思っていた(もちろん今でもそう思っている^^)自分は何度、通信簿にそう書かれていても改める気はさらさらなかった。
授業中に海に遊びに行ってしまうほど自由だった自分は、先生から見ると思わず通信簿に「落ち着きが無い」と書いてプレッシャーを与えたかったのだと思うが、自分としては「落ち着きが無い」と思われることは素晴らしいことだと思っていた。
そして幸運なことに、親も自分の性格は理解してくれており、その記述を見ても笑っているだけだった。
今思えば、そのように笑ってくれた親がいたからこそ、自分は自由な心を失わずに済んだのだと思う。
だから、自分も子供には自由な心を失わせず、鳥のように軽い気持ちでいてほしいと思っている。
あまり記憶にはないのだが、幼稚園のころもお遊技中、一人で飛び出し、砂場で遊んでいたらしい、、、
我ながらちょっとうける^^
ママダンプ+カンジキ作戦はかなり上手く行き、かなりのスピードで作業は進んだ。
「フフフ、この感じで行けばボブスレーコース完成できるぞ!」
ママダンプの圧雪能力の高さ、そしてなによりソリとして利用したいというワクワク感から、拡張作業が終わる前に、フライング気味にソリ遊び!、、じゃなくて圧雪作業をすすめた。
おぉ、なんだかボコボコだった道がどんどん綺麗になっていくぞ。
しかし、一人でママダンプを使ってソリをやるのは結構難しい。
すぐにコースアウトし、持ち手が壁に突き刺さるのだ、、、
あまりにはしゃいで素手で作業していたのだが、毎回雪に突っ込んでいるうちにかなり指がかじかんできた、、、
ということで、Yっちを呼び、Yっちにママダンプに乗ってもらい、それを自分が引っ張ることで人間ソリ遊び、、じゃなくて圧雪作業をやることにした。
おぉ、やはり人が前にいて舵を取るとかなり安定するな!
一人だとなかなかコース取りが上手く行かなくて(だってママダンプはソリじゃないから^^)。
そんなことをしていたらあっという間に圧雪は進み、本来の目的となるボブスレー、、じゃなくて運搬車が通れるかを試す時が来た。
持ち主のMさんが運搬車に乗り、拡張した道を降りだした。

「おぉ、これでついにソリ遊びが!」
運搬車が無事に車置き場までたどり着くのを見届けると、自分の中での一番の目的、ついにそり遊び!
実は既に自分は何度か滑っていたので、他のメンバーを誘ってみた。
自分が滑った時と比べて、今はかなり平らなので、結構滑れて楽しいと思うよ♪
ビュイーン!
軽快に滑るEこさん。

イイね~。しかも、なんだかやっているうちに上手くなっていないか?
上のほうでソリ遊びで盛り上がっていると、何だか下で運搬車の周りで困っているような雰囲気が、、
運搬機を方向転換するスペースがなくて困っていたのだ。
おっとっと、教えてくれたら行ったのに。
ママダンプで滑り降りながら手を貸し、サササッとスペースづくり完成。
車置き場とは段差があるので、そこには大工のNさんが階段を。さすが大工さん^^
この現場を教えてくれたWさんは、運搬車が通れるようになるのには数日を要すると思っていたようだが、実際はさらりと半日で完了♪
やはりやりたい人がやるのは効率がいい。
これが仕事として依頼された人であれば、作業について頭を巡らせたりするだろうか?
「この雪をかき出して」と言われたら黙々とかきだしてしまうんじゃないかな?
ボブスレーコースを作りたい一心の自分としては、コースがゴツゴツだと滑りにくいのでそれを均そうと、思わず自分で考える。そして工夫する。
こういう話を聞いたことがある。
あるボランティアに参加した人達とともに、市の職員も同じ作業をしたらしい。
そして、ボランティアさんは無償だが、同じことをしている職員には給料が支払われた。
この事について皆さんはどう感じるかな?
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その際に起ったことというのは、そこにボランティアに来ていた人達の士気がガクッと落ちたらしい。
「なんで同じことやっているのに、私達は無料で、あの人達だけお金がもらえるのよ!」そんな空気が流れたそうだ。
こんなふうになるのは当然かな?
もしそのような気持ちになるのだとしたら、それは本当の意味でのボランティアとは言えないと思う。
ボランティアというのは、自らの意志で志願するという意味合いのはず。
はじめから無給であることをしりつつ志願したのであれば、そんな不満は感じられなかったはずだ。
不満を言いながらボランティア活動をするよりは、本当に好きで、やりたくてしょうがないと思うようなことをするほうがいいと思うな^^
自分がやっている自然農園ビヨンド自体がまさにそんな感じなのだが、今回の雪かき支援も全く同じ^^
「なんとしても困っている人々を助けなくては!!」
ボランティア活動をするような方々には、そんな感じに思う人は多いのかもしれないが、自分の場合はかなり異なっている。
「今日はどんな出会いが待っているだろう?どんな雪遊びができるかな?行った先で人々の顔が輝いたら面白いな!」
ただこれだけ。というか、大雪とか関係なく、いつもこれだけ。
バッチリ雪遊びを堪能し、帰ろうとすると、足の悪いMさんが下までお礼を言いに下りてきてくれた。

その顔が輝いているのを見て、メンバーの皆も顔が輝いた。
一応、Mさんのための道路拡張が本来の目的のようだが、自分からすると、道路が開通するとかしないとか、、そんなのよりも、こういう気持ちの変化の方によっぽど気持ちが向くな^^
ということで、めでたく救援遊び終了♪
お昼ご飯用に温かいお味噌汁まで用意してくれたEこさん、ごちそうさまでした!
自分の呼びかけに快く応え、初参戦してくれたMさん、ありがとうございました!
狭くて滑る走りにくい雪道を「眠くなっちゃったな、、」と言いながらも運転してくれたGちゃん、、
自分の畑も忙しいだろうに駆けつけてくれたYっちやKさん、大工のNさん、いつも笑顔で救援に駆けつけるAちゃん、
忙しい中、現場まで先導してくれたWさん、みんなありがとう!
そして、二駆では入れない雪道のために車を貸してくれたYさん、Yさんの助けがなくては到底たどり着けませんでした。
子供の面倒を一人で見てくれた妻の存在も大きい。彼女がいなければ自分は自由に動けないのだから。
さらに、このように皆が集まれる機会を与えてくれた大雪と足の悪いMさん、
そしてママダンプ!
これらのピースが揃ったことで今日も楽しい一日となった♪
自分もそんな『繋がり』を感じたい!
ともに手を取り合って行きたい!
もしそのような気持ちになってくれる人がいましたら、是非、繋がりませんか?
とりあえず繋がりが見える形に、、との想いで作ったfacebookグループがあるので、もし良かったらご参加ください。
繋がりが目に見える形になると、同じような気持ちを抱く多くの人に勇気を与えることになると思っているので^^
(メンバーになる事自体にはそれほどのメリットは無いかもしれませんが、、、)
雪の中、提供された温かいお味噌汁♪


白州は西側に大きな山があり、陽が早く沈むので雪は溶けにくいのだろう、同じ北杜市で自分の住む明野町は日照時間日本一。既に屋根の雪などはかなり溶けているのだが、白州に行くと、まだ屋根上にまだ1mほど残っているお家はザラだった、、、
現場に行く道の途中、カーポートやビニールハウス、家の屋根までもが倒壊している、、、
白州の農家さんとお話をしたところ、近所のビニールハウスがかなり倒壊しており、途方に暮れている人が多いとのこと、、
自分が就農した時に役所の担当の方に言われた言葉が思い出される。
「ハウスでトマトを作るとかでしたら貸せるんですけどね、、農業の研修もしたことがない方には、、、」
自分の畑は恐らく何も変化はないと思う(大雪以降行っていないのでわからないけど)。
ハウス栽培の場合は天候関係なく収支が計算しやすいということだったが、本当に天候に関係無かったと言えるのだろうか?
それはともかく、やはり景色は素晴らしいなぁ。

道はガタガタなので、二駆は無理だな、、

現場への道案内をしてくれるWさんの家に到着。

郵便局のバイクもチェーン付きで、ヨロヨロ滑りながら、転倒しないように足を地面すれすれに出して走っている。
まるでストライダー^^

ついには車が通れない所まで来た。
この辺はまるっきり車など動けない。

からだが不自由だったりしたらかなり心細い気持ちになってしまうのではないだろうか、、
それどころかまた死亡者が出たらしい、、しかも30歳位と非常に若い方が、、
実は他にも死亡者が出ているらしいのだが、地域の方々はそれが知られるのを嫌がり、人には知らせていないという、、、
今回の目的地はこの集落の一番上のお家。
車を置いたところから300mくらいかな。

まだまだかなり雪に埋もれている部分が多く、屋根にもかなり積もっている、、

このお家にお住まいの方は足が悪く、荷物はクローラー付きの運搬車で自分のウチまで運んでいたらしいのだが、大雪で運搬車は埋まって掘り出せず、クローラーが通れるような道幅もなくて非常に困っていたらしい。

今回の目標は、この運搬車の掘り出し救出と、車置き場までの数百mのうち、できるところまで運搬車が通れる道幅にすること。
目的のお家に向かう途中、赤いママダンプという雪かき機を発見。

自分はこのママダンプを見た瞬間、こう思った。
「これだ!今日はこれをフル活用して、ボブスレーコースみたいなのを作るぞ!そして、そのコースをこのママダンプで滑り降りるんだ!」
昼食時間などはとっくに過ぎていたが、自分はこのボブスレー計画を実行に移するには、まずは数百mの道すべてを拡張した方がいいなと思った。そのほうが皆も気兼ねなくソリ遊びができるだろうから^^
それには迅速かつ効率的に行動する必要がある。
まずは問題の運搬車を早々に掘り出し、運搬車の幅、どんな道なら通れそうかをおおまかに把握した。
【幅は約80cm、クローラータイプなので、平らに圧雪さえしてあれば、土が見えるところまで雪かきしなくても通行可能】
そう判断すると、後はバンバン道作り。
雪をかき出すことなく、バンバン崩して平らに均す、、
やっているうちに更に効率的なやり方などが頭に浮かぶ。
「まずはダンプだな。雪が柔らかい今なら、ダンプで崩し、ダンプでそのまま圧雪、、、。
よし、これで行けそうだ!これなら何だかあっという間に道が作れそうだ、、そしてボブスレーコースが!フフフ」
ママダンプを押しながら思った。
雪を崩し、その雪をママダンプに乗せると、結構いい感じの圧雪器になるぞ。
だが、それを押す自分の足がかなり沈むことで穴がボコボコあくのは塞ぐ手間が増えるな、、、
なにかカンジキみたいになるものはないかな、、、
目の前に2x4木材を発見。これをバスっと雪上に置くと綺麗に長方形状に圧雪される。
が、細いので何回もやるのは効率が悪いし、カンジキのような足場に使うにも具合が悪い、、、
もっとほかに何かないのか?と思い、仲間のYっちの軽トラを物色していると!
何だ、そのものズバリ、カンジキがあるではないか!
ということで、ママダンプ+カンジキでボブスレーコー、、じゃなくて運搬車用の道拡張を行うことにした。

自分の中では全線開通する気まんまんだったので、仲間が上から作業している際、一人でゴール地点である数百m下から作業開始!
そう、自分はいつも自由行動、、、
小学校の時の通信簿は一年から六年まで毎回書かれていたのは今でも覚えている、、『落ち着きが無い』
小学生で落ち着いている必要なんてあるのか?
「やりたいこと、ワクワクすることがたくさんあるんだ!バンバンやるぜ!」
小学生時代、そう思っていた(もちろん今でもそう思っている^^)自分は何度、通信簿にそう書かれていても改める気はさらさらなかった。
授業中に海に遊びに行ってしまうほど自由だった自分は、先生から見ると思わず通信簿に「落ち着きが無い」と書いてプレッシャーを与えたかったのだと思うが、自分としては「落ち着きが無い」と思われることは素晴らしいことだと思っていた。
そして幸運なことに、親も自分の性格は理解してくれており、その記述を見ても笑っているだけだった。
今思えば、そのように笑ってくれた親がいたからこそ、自分は自由な心を失わずに済んだのだと思う。
だから、自分も子供には自由な心を失わせず、鳥のように軽い気持ちでいてほしいと思っている。
あまり記憶にはないのだが、幼稚園のころもお遊技中、一人で飛び出し、砂場で遊んでいたらしい、、、
我ながらちょっとうける^^
ママダンプ+カンジキ作戦はかなり上手く行き、かなりのスピードで作業は進んだ。
「フフフ、この感じで行けばボブスレーコース完成できるぞ!」
ママダンプの圧雪能力の高さ、そしてなによりソリとして利用したいというワクワク感から、拡張作業が終わる前に、フライング気味にソリ遊び!、、じゃなくて圧雪作業をすすめた。
おぉ、なんだかボコボコだった道がどんどん綺麗になっていくぞ。
しかし、一人でママダンプを使ってソリをやるのは結構難しい。
すぐにコースアウトし、持ち手が壁に突き刺さるのだ、、、
あまりにはしゃいで素手で作業していたのだが、毎回雪に突っ込んでいるうちにかなり指がかじかんできた、、、
ということで、Yっちを呼び、Yっちにママダンプに乗ってもらい、それを自分が引っ張ることで人間ソリ遊び、、じゃなくて圧雪作業をやることにした。
おぉ、やはり人が前にいて舵を取るとかなり安定するな!
一人だとなかなかコース取りが上手く行かなくて(だってママダンプはソリじゃないから^^)。
そんなことをしていたらあっという間に圧雪は進み、本来の目的となるボブスレー、、じゃなくて運搬車が通れるかを試す時が来た。
持ち主のMさんが運搬車に乗り、拡張した道を降りだした。

「おぉ、これでついにソリ遊びが!」
運搬車が無事に車置き場までたどり着くのを見届けると、自分の中での一番の目的、ついにそり遊び!
実は既に自分は何度か滑っていたので、他のメンバーを誘ってみた。
自分が滑った時と比べて、今はかなり平らなので、結構滑れて楽しいと思うよ♪
ビュイーン!
軽快に滑るEこさん。

イイね~。しかも、なんだかやっているうちに上手くなっていないか?
上のほうでソリ遊びで盛り上がっていると、何だか下で運搬車の周りで困っているような雰囲気が、、
運搬機を方向転換するスペースがなくて困っていたのだ。
おっとっと、教えてくれたら行ったのに。
ママダンプで滑り降りながら手を貸し、サササッとスペースづくり完成。
車置き場とは段差があるので、そこには大工のNさんが階段を。さすが大工さん^^
この現場を教えてくれたWさんは、運搬車が通れるようになるのには数日を要すると思っていたようだが、実際はさらりと半日で完了♪
やはりやりたい人がやるのは効率がいい。
これが仕事として依頼された人であれば、作業について頭を巡らせたりするだろうか?
「この雪をかき出して」と言われたら黙々とかきだしてしまうんじゃないかな?
ボブスレーコースを作りたい一心の自分としては、コースがゴツゴツだと滑りにくいのでそれを均そうと、思わず自分で考える。そして工夫する。
こういう話を聞いたことがある。
あるボランティアに参加した人達とともに、市の職員も同じ作業をしたらしい。
そして、ボランティアさんは無償だが、同じことをしている職員には給料が支払われた。
この事について皆さんはどう感じるかな?
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その際に起ったことというのは、そこにボランティアに来ていた人達の士気がガクッと落ちたらしい。
「なんで同じことやっているのに、私達は無料で、あの人達だけお金がもらえるのよ!」そんな空気が流れたそうだ。
こんなふうになるのは当然かな?
もしそのような気持ちになるのだとしたら、それは本当の意味でのボランティアとは言えないと思う。
ボランティアというのは、自らの意志で志願するという意味合いのはず。
はじめから無給であることをしりつつ志願したのであれば、そんな不満は感じられなかったはずだ。
不満を言いながらボランティア活動をするよりは、本当に好きで、やりたくてしょうがないと思うようなことをするほうがいいと思うな^^
自分がやっている自然農園ビヨンド自体がまさにそんな感じなのだが、今回の雪かき支援も全く同じ^^
「なんとしても困っている人々を助けなくては!!」
ボランティア活動をするような方々には、そんな感じに思う人は多いのかもしれないが、自分の場合はかなり異なっている。
「今日はどんな出会いが待っているだろう?どんな雪遊びができるかな?行った先で人々の顔が輝いたら面白いな!」
ただこれだけ。というか、大雪とか関係なく、いつもこれだけ。
バッチリ雪遊びを堪能し、帰ろうとすると、足の悪いMさんが下までお礼を言いに下りてきてくれた。

その顔が輝いているのを見て、メンバーの皆も顔が輝いた。
一応、Mさんのための道路拡張が本来の目的のようだが、自分からすると、道路が開通するとかしないとか、、そんなのよりも、こういう気持ちの変化の方によっぽど気持ちが向くな^^
ということで、めでたく救援遊び終了♪
お昼ご飯用に温かいお味噌汁まで用意してくれたEこさん、ごちそうさまでした!
自分の呼びかけに快く応え、初参戦してくれたMさん、ありがとうございました!
狭くて滑る走りにくい雪道を「眠くなっちゃったな、、」と言いながらも運転してくれたGちゃん、、
自分の畑も忙しいだろうに駆けつけてくれたYっちやKさん、大工のNさん、いつも笑顔で救援に駆けつけるAちゃん、
忙しい中、現場まで先導してくれたWさん、みんなありがとう!
そして、二駆では入れない雪道のために車を貸してくれたYさん、Yさんの助けがなくては到底たどり着けませんでした。
子供の面倒を一人で見てくれた妻の存在も大きい。彼女がいなければ自分は自由に動けないのだから。
さらに、このように皆が集まれる機会を与えてくれた大雪と足の悪いMさん、
そしてママダンプ!
これらのピースが揃ったことで今日も楽しい一日となった♪
自分もそんな『繋がり』を感じたい!
ともに手を取り合って行きたい!
もしそのような気持ちになってくれる人がいましたら、是非、繋がりませんか?
とりあえず繋がりが見える形に、、との想いで作ったfacebookグループがあるので、もし良かったらご参加ください。
繋がりが目に見える形になると、同じような気持ちを抱く多くの人に勇気を与えることになると思っているので^^
(メンバーになる事自体にはそれほどのメリットは無いかもしれませんが、、、)
雪の中、提供された温かいお味噌汁♪


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