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国の方針、私の方針(助成金150万円/年を辞退)

自分は2011年に農園を開くことを決意し、2012年に新規就農した。

実際に就農してみてわかったが、農産物を売ることで生計を立てるのは簡単ではない。

自分はモロに自然任せで野菜を育てているが、種を撒いても芽が出ないなんてことはザラだったし、少し出たと思っても草に埋もれる場合もある。

お!なんとか育ってきたぞと喜んでいると、数日後には鹿が全て食べ尽くしてしまった、、なんてこともよくあった。

それならと、柵を作って鹿さんに入らないでもらったら野菜たちがバンバン育ちだし、「うわー、これまでどれだけ食われていたんだよ?!」なんて思っていると、数日後には山から木が倒れてきて柵が壊され、結局またもやあっという間に鹿さんに食べられたりもした。

そんな折、市役所から新規就農者には国から助成金がでるから申し込みませんかとのお誘いが来た。
150万円/年支給されるとのこと。

「おおぉ!凄い!またこんな感じで自分は生かされるのだろうか!いつもありがたいことに、このようなことが起こるなぁ」なんて喜んだ。

そして、実際に昨年末に口座にお金は振り込まれた。
収入が殆ど無い自分からすると非常にありがたいことだった。妻の心配も和らげることができ、喜んでいた。

しかし!!
実際には私は全額返金した。そして助成金を受けるのは辞退させてもらうことにした。
収納給付金辞退書

また妻に心配かけてしまうことになる、、、
それだけが気がかりだったが、助成金を受けることは自分の行動を制限することになると感じた。
それではビヨンドの意味は無くなる。

『なんの制限もなし!全て自由に!顔が輝くことをやろう!』
これがコンセプトだからね。

ことの成り行きはこうだ。

助成金を受け取った後、中間報告なるものがあり、市や国の担当の方とお話をした。
そして、自分の収入の少なさに担当の方は困ったような顔をし、「もうちょっと野菜の販売で収入を上げていただかないと、、、税金を投入させていただくわけですし。」

自分は自然をコントロールしてまで野菜を育てようとは考えていないと伝えると、
「就農してから農業収入が250万円/年を達成するような計画をたてない限り、制度上、保証の対象にはなりません」とのこと。

自分が報告した収入は約10万円/年、、、
担当者がびっくりするのもわかる。

「五年後の250万円達成する計画建てられますか?」
の問に、正直な?自分は答えた。

「250万まで行く可能性もありますが、それは畑に聞かないとわかりません。約束はできません。水やりをしたり、ビニールハウスを整えたりとか、無理にコントロールする気はいまのところまるでありません。」

そして、自分の考えを説明した。

「自分はコントロールしなくても食料は得られるのではないかと思っています。それを自分で試してみたいんです。
もしできて、それを示すことが出来れば素晴らしいことだと思っています。」

「お金のためだけであれば農業を始めたりはしません。自然の恵が得られることを示し、それを共有することに意味があると思っています。自分としては、畑に自由に人が集まり、お金など払わず、全部無料で持って行ってもらえるような場所を創りたいと思っています。だから、収入は恐らくあまり増えないと思います。」

するとやはり、「その場合、制度としては不適切な感じになってしまいますね、、」と言われた。

自分もその場で話をしていて、確かに自分は不適なんじゃないかなと思い始めた。

自分がやろうとしていることは、助成金を使ったダンピングではないか?
他の農家さんたちに迷惑がかかる行為かもしれないな、、、。

後日、助成金はやはり辞退させてくださいと告げると、担当者の方は済まなそうに「私としては支援したいんですけどね、、、制度上、、難しいとこがありまして、、」と言ってくれた。

更にその後にわざわざ私の畑まで出向き、「畑を見させてもらいましたが、非常に頑張っているのがわかるので、なんとか上手く申請して、助成を受けることはできませんかね?」とまで言ってくれた。

非常にありがたいお言葉なのだが、やはり辞退させて頂いた。

自分がビヨンドでやろうとしていることは、
「境界なんてない、これらの土地から沢山の恵みがあるんだから、みんなで分けようよ^^」
ということ。

大人も子供も自由に集まり、子供たちは隣接する山で遊んだり、手が空いている大人たちが子供たちに読み書きを教えたり、大人は開拓したり、小屋を作ったり、野菜を収穫したり、子供たちが拾ってきた薪を使ってその場で料理をしたり、、、、

お金がなくても行きていけるじゃん!
そんな事を感じてもらえる場になればいいなと思っている。

まさに公園のような農園を目指しているのだが、そういうのは国の補助の対象ではないらしい。
逆に、公共のためではなく、耕作者自身の収入が確保できる場合には国の補助の対象になるということだ、、、、

あれれ?逆じゃないの?
なんて気がするのは私だけ?

補助金をもらうには、達成可能な計画を立てる必要がある。
そのためには、あまり冒険はできないだろう。
収益が計算できる、データが揃った作業を選択するだろう。

でも、それだと進歩はないし、なにより面白く無いじゃない^^

自分は以前サラリーマンだった時、研究員だった。
できるかできないかなんてわからないことを試す。それが研究員の仕事で、それに対して給料は支払われた。
もし出来た時、莫大な利益を会社にもたらすことがあることを会社はわかっているからだろう。

実際、自分は研究員として自由にいろいろ試させてもらい、かなりのお金を会社に使わせることとなったが、結果として印刷分野のオリンピックとされるものに代表として出展されるようなものを作り出すことができたのだ。
自分の作った印刷版が国際特許を取り、世界に羽ばたいていったのは会社としては喜ばしいことだっただろう。

これに関しては過去の記事参照

でも、あの時も自分がそれまでの研究室の流れとはまるで関係なく自分の自由にやったからできた成果だったのだ。
上司は自分のやりたいことをすべてやらせてくれた。その上司の上司には人事部の部長が直接「室田くんは特別だから、指令はせず、自由にやらせなさい」と口添えしてくれたからできたのだ。
人事部の部長の心に自分が影響をあたえることができていなかったら、あの印刷版はできていなかったかもしれない、、

自由にやりたいと思う人を、自由にやらせてあげるような世界にしたいな^^
その方が皆、絶対にバンバンやるよ。不平なんかも言わずにね。

頑張っているんだから給料上げろなんても言わないよ。好きでやっているだけなんだから。

農業の世界ではそんな研究は価値あるものとはみなされないのだろうか?
補助金の制度からすると、多くの就農者は研究には近づかない方向に誘導されると思う。

だからこそ、自分のような「とりあえずやってみたいんだ!」いう気持ちが強い人がチャレンジする必要があると感じている。

公園のような農園、、、これがいつか国に認められ、農地の賃借料は無料となり、補助の対象になったりしたら面白いな^^

国からはまだ異端視される存在かもしれないが、個人レベルではかなり共感してくれる人達があらわれてきている。

日テレの有吉ゼミというテレビ番組からも先日取材を受けた。

まずは民間から認知され、その後に行政が動く、、、そんなパターンかな♪

ま、どのようになるにせよ、自分はやりたいことをやるだけ!


『ただ素直に』


あれやりたい!

でもな、、、

でも、、、ってなに?

やりたいならやろうよ!

やってダメでもいいじゃない

ダメなものなんてなんにもないよ

1回やって出来なければ

もう1回やればいい

またできなかったらもう一度♪

何度もチャレンジするその姿勢が

周りに影響を与える

気づくと支えてくれる人がいる

共にチャレンジする人が出てくる

ただ素直に

やりたいことをやればいいんだよ






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テーマ : 人生を豊かに生きる
ジャンル : 心と身体

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ヤス

Author:ヤス
自然の恵み、豊かさを多くの人と共有したい!

=自然農園ビヨンド 代表=

無農薬、無肥料の自然栽培で野菜を育てながら、野菜販売、体験イベントなどを行なっております。

>>Beyond自然塾

>>自然農園ビヨンド

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