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可愛い子供たち

最近は打って変わって、よく雨が降る。
そのために畑には出ずに家にいる時間が長いので子どもと共に過ごす時間が長くなっている。

ビヨンドを始めるまでは一日中子どもと一緒にいるのが当たり前だったのだが、長女が今年から小学校に入学し、自分も畑に出るので共に過ごす時間は少なくなっていたので、子どもと遊ぶいい機会だ。

子供たちを見ていると本当に自由で可愛い!
そして自分を想ってくれているのがしっかりとわかるので嬉しい!
そういうことを再認識させてくれるきっかけとなる雨にも感謝。

公園では子供同士で遊ぶことも出来るようになった。
二歳でもわりと遊具などはこなせる。
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砂場が乾燥しきっていてサラサラで砂での造形が難しかったのでサンドペインティングを教えると喜んでやっていた。
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自分が種を蒔いた作物は尽く鹿に食べられたが、野草はしっかりと残っている。
しかも干ばつも何も関係なしに素晴らしい成長ぶり。

お茶を作るためのヨモギを摘む子供たち。
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子供同士が仲良く笑っているのを見るのは幸せ!!
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そして、応援してくれる。本当に有難い、、、
弁当箱とともに添えてあったメッセージカード。
畑頑張ってね

鹿さんに作物を食べられ、収穫できないのはどういう意味があるのだろう?と考えていたが、自分に目の前の幸せを再認識させてくれる機会を与えるという意味はありそうだ。

たとえ作物ができなくても腐らずに、変わらず応援してくれる家族たち。
そして理念に共有してくれる仲間たち。
ただ順調に思い通り、教科書通りに進むだけだと経験しにくいことを経験できている。

いつも皆が幸せになることだけを心に描いている。
こうしなくては、あぁしなくては、、、なんてことはすっ飛ばしてただそこにフォーカスしている。

このような生活を送ることができる事に、「自分は生かされている」と日々感じている。

ありがとう、ありがとう、ありがとう、、、
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テーマ : 人生を豊かに生きる
ジャンル : 心と身体

種取り(自家採種)

ビヨンドでは思う所あって、あえて収獲をしない部分が多い。
というより殆ど収穫していない。

ただ、生育を見ていたい、その子供たちを見てみたい、、、

春には一面、花畑になった。
そしてその花は落ち、沢山の種をつけた。なんだか感慨深いなぁ。
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そして、子供とともに種取りを行った。今日はタァツァイ。

踏むだけで簡単に種が外れる。
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その後はふるいにかけておおまかに種以外のものを除く。
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800ml位の瓶が2本分とれた。
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この後は、少し風がある日に風選し、さらに種の純度を上げた。

一面花畑だったし、幾つもの種類が混在していたため、かなり交雑しているかもしれないな。

タァツァイのように緑の濃いチンゲンサイ。
種を植えたらそういうようなものがいろいろと出来るかも。

楽しみだ。

売る時にはなんて表示したらいいのか迷うかもしれないが、、、

テーマ : 果樹栽培・畑作・稲作
ジャンル : 趣味・実用

有機農家交流会(皆で創る農園への共感者は多そう!)

ぴたらファームでの農家交流会に参加して来た。

農家同士が横でのつながりを持つことでお互いに助け合うこともできるだろうとの主催者の考えには共感できる。
このような会を開いてくれて本当に感謝している。

そして今回もいろいろな御縁があった。

興味深かったのは、ぴたらファームのサポーターを自称する方のお話。
娘がぴたらにお世話になり、自分も静岡からぴたらを見に来たら気に入り、応援したくなったという。
そして更に、北杜市を気に入り、静岡から自らも移り住んでしまったのだ。

ちなみに、静岡での住所は私と物凄く近所。

そこで何が興味深かったかというと、彼はただ自分がぴたらを応援するだけでなく、そういうやり方、考え方を提案したところだ。
提案というのは、農家の人は人手が足りていないが、農家のスタッフだけでやるのではなく、周りも巻き込み、手助けしてくれる人に手を貸してもらい、農家は野菜などで恩返しをしたらいいのではないか?というようなものだった、、、、

おぉ、まさにビヨンドが提案していることではないか!
やはりそういう風に思ってくれる人はいるということだ。
ビヨンドもそういうコンセプトだと告げると、すでにうちのホームページは見てくれていたそうだ。

うちにも興味を持ってくれているのかな?

ビヨンドには正式な(労働面、資金面)サポーターはまだ少ないが、気持ち面でのサポーターは物凄く増えてきている。
有難いことに、会って話をした人が大いに共感してくれ、周りの人にそれを伝えてくれていることが多いのだ。

正式なサポーターも増えてくれないかなぁ、、と思っていた矢先にこの出来事。

いつも自分を励ますような、安心させるような出来事が必要なタイミングに訪れる、、、

これまでも現実化しようと心に思ったことは、たいてい本当に現実化している、、、

心の世界の探求を続け、その延長線上で始めたビヨンド、、、

心の赴くままに行動しているだけなので、これからどういう展開になっていくのかは自分自身でも予想がつかない。
でも、だからこそ面白いではないか!

テーマ : 人生を豊かに生きる
ジャンル : 心と身体

欠けているからこそ、、、(有難う!)

自然農園ビヨンドはまだ開園したばかりで、施設や設備はかなり乏しい。

野菜干す広い軒先も作物を並べて箱詰めしたりするようなスペースもない。

畑に水道はなく、電気もない。

家は広くないので研修生などを泊めてあげる部屋もない。

でも、それでいいのだ。
だからこそ、気づけることが沢山あるから、、、

静岡から山梨に越してきた時、団地を借りるのに山梨県在住の保証人が必要だった。
山梨に初めて来たので知り合いはいなかったのだが、現地視察に来た時に一晩泊めて頂いた宿の主人が快く保証人になってくれた。そして、今でも応援してくれている、、、

キノコの駒打ちを電動ドリルで行える場所がなかったからこそ、友だちに頼み、友達の家で駒打ちを行わせて頂くことができた。そして、結局はその方が楽しかった。

研修に来たいと言ってくれた人がいた。
ビヨンドには宿泊施設がないため、私は友達に頼み、研修生を泊めてあげてもらえることが出来た。

自分は友達のありがたさをしみじみと感じることができ、研修生は私以外に、私の友だちとも仲良くなり、影響を及ぼし合うことが出来る機会を与えられたのだ。

すべてが揃ってはいないからこそ、欠けているからこそ「ありがたい」という気持ちが湧き上がる機会を与えてもらえる。

今、ビヨンドの柵は完成していない。
そのために鹿がたくさん来て作物を食べてゆく。

でも、これもこれでいいんじゃないかな?
鹿が沢山いるということが豊かさを意味している気がする。
沢山ある畑の中から自分の畑を選んで?やって来てくれる。

誰が餌をやったり面倒を見ているわけでもないが立派に育ち、一般的には害獣と言われて駆除されていく鹿さんたち、、、
一方、海外から餌を買ってきてわざわざ育てられている豚さんや牛さんたち、、、

あるものを頂くというスタンスで行けば、野菜や山菜とともに、鹿さんも重要な食料源なんだろうな。

命を頂くという点では同じなのだが、何となく動物の場合には植物よりも残酷感が感じられてしまうのだが、、、

テーマ : 人生を豊かに生きる
ジャンル : 心と身体

slow café mahaloへ

今日は友だちのヒデさんが開店予定のカフェにリフォームの手伝いに行ってきた。

長野県の山形村にあり、うちからは高速で1時間ちょっと。

ヒデさんは私のこと、そして私の農園ビヨンドのことを応援してくれている。
その気持がハッキリとわかるし、物凄く嬉しく、ありがたいと思っている。

子供も一緒だし、あまり時間はとれないし大した助けにもならないなとは知りつつ、お手伝いをさせてもらいに行ってきたのだ。
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作業の都合上、今日はあまり手伝えることがなかったので薪割りをした。
斧ならビヨンドでも使って慣れているし。

お互いにいろいろなことはあるが、その過程を楽しみ、素晴らしいcafé、素晴らしい農園にして行こうという気持ちが通じ合っているのは嬉しい。

まだ出会ってから数ヶ月だが、貴重な友だちであり、出会えたことに感謝している。
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鹿さんに食べられる前の野菜たち

今は鹿さんが食べてにんにく以外の殆どの作物はなくなったが、その前に採れていた作物達を紹介。

イチゴやスナップエンドウを食べてびっくりした。
自分で自然に育てたらどんな味がするんだろう?と思って始めた野菜育て、、、

上手く育つ野菜も、上手く育たない野菜もあるが、上手く育ったものを食べると、普段スーパーなどで売っている野菜というのはなんなんだろう?と思うことがよくある。

そして、自分で育てている現場にいると、生産農家として考えると確かに、美味しいものを作るよりも見てくれが良く、効率よく栽培、出荷できるものを作りたいだろうという気持ちがよくわかる。

でも、消費者って本当にそれを望んでいるのかな?

自分は『自分が食べたいと思うものを育てたい。家族や友達たちに食べて貰いたい!と思うようなものを育てたい。無理なことはせず、作物自身に育って貰いたい』という基準でやっている。

トラクターなども無いし、効率は今のところ低いのでかなり少数の人達にしか分け与えることはできないけど、実はそれもそれでいいと思っている。

そういう野菜が食べたい人がビヨンドに来て、「実は自分で作れば良かったんだ。住む場所を都会などに限定する必要もないかも、、。自分も森でも開拓して畑をやってみようかな」のように考えるようになればそのほうが面白いな。

小松菜
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西洋のレタス二種
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すくすくと育っていますね

イチゴ
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こんなにスッキリしている味だったんだ、、、と我ながらびっくり。大きさは小ぶりで、甘さと旨さが凝縮している感じだった。驚きの美味しさをもう少し多くの人と分けあいたかったのだが、、、

子供たちも喜んでくれた^^
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スナップエンドウ
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これもびっくりした。こんなにえんどう豆って美味しかったんだ、、、
ちょっとだけ友達にお裾分けできたのは良かった。

カブ
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・・・・おっと、これはビーズで作ったおもちゃか、、、

にんにく
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これは鹿さんには食べられずに収獲。
鰹の刺身に刻んだ生ニンニクを薬味に食べたが美味しかった~^^

柵が完成し、鹿に食べられないようになったらこういうのがバンバン食べられるようになるだろうな^^

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作物が鹿と最小雨量によりほぼ全滅(自然に学ぶべき)

新聞やテレビは見ていないので確かなことは知らないが、今年の5月は記録的にもの凄く(最小?)降水量が少なかったらしい。
種を蒔いてもほとんど発芽しない。
そしてそんな中でも強いものが発芽し、やっとこさ育つと、、、、なんとそれを端から鹿が食べていく、、、

そして蒔き直すが、やはりなかなか発芽しない、、、、
こんなサイクルをしているうちに畑がカラカラ、さらさらで砂っぽくなってしまった。
うーん、こんな砂に種を埋めても発芽しないのは当然のような気がするな。

畑に生えている雑草でさえ弱々しく、虫食い状態。
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ものすごく強いクズでさえ弱っていたりする。
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でも、人の手が入っていない周りの山や林では雑草が勢い良く生い茂っている。
最小雨量なんてなんのその!と言った感じだ。

草が茂った状態のままだと土が乾燥しないので、草達が生き生きしている。
上手く自然に任せることが出来ればこれほど強くたくましく生きていくものなのだな。

去年はそういった鬱蒼とした草の中にどんどん種を撒いてみたが、その時には逆に、草に埋もれて作物は育たなかった。
草をどけたら乾燥。どけないと埋もれる、、、

このへんのバランスの取り方、植生の変化のさせ方については今後学んでいくつもり。

今年は鹿と乾燥がもろに重なったわけで、それが無かったら今頃作物がいきいきと育っていたのではないかなとは思う。

しかし今回作物を育てることが出来なかったのは、やはり「自然に学ぶべきところは多い」ということを痛切に感じさせてもらえたという点で素晴らしいと思っている。

テーマ : 果樹栽培・畑作・稲作
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プロフィール

ヤス

Author:ヤス
自然の恵み、豊かさを多くの人と共有したい!

=自然農園ビヨンド 代表=

無農薬、無肥料の自然栽培で野菜を育てながら、野菜販売、体験イベントなどを行なっております。

>>Beyond自然塾

>>自然農園ビヨンド

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