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醤油づくりイベント(もろみづくり+絞り)

醤油づくりイベントの第三工程、もろみ作り+絞りを行った。
会場となる北杜市明野町の明野総合会館に到着すると、素晴らしい景色!
「いや~、素晴らしいな、、、」と思いながら駐車すると!

やはりあまりの素晴らしさに絵を書きに来ている一行を発見。よく見ると田んぼの方でも書いている方などがおり、結構集まっている。
2014-03-29 09.58.12

第一工程(はったい粉作り)、第二工程(麹作り)に比べると、第三工程であるもろみ作りはあまりにも簡単というか、その場でやることは殆ど無い。
第二工程で作った麹に塩と水を混ぜるだけなのだから。

=関連記事=
第一工程(はったい粉作り)
第二工程(麹作り)

しかし、もろみは仕込んでから醤油になるまでの行程はかなり長い。
同じように仕込んでも管理の仕方により、また絞りの仕方によっても出来上がりの醤油はかなり変わってくる。

第二工程で作った麹を帰宅後に育てていたものを、参加者さんが皆、持参してくれた。、
どの麹も自然に出来ている^^ 色の薄い、濃いや、豆の乾燥具合は多少異なるものの、すべて麹菌はしっかりと回っていた。他のカビや納豆菌が優勢になってしまうこともなかったようだ。
もっとバラバラな出来だったら新たな発見があったりして面白かったのだが、皆さん、無事に麹づくりは成功!
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自然農園ビヨンド作成の醤油用麹
2014-03-25 15.50.40

成功はしたものの、参加者の皆さんは皆、初めての醤油用麹作りだったこともあり製麹中には不安を感じたようだ^^
味噌に比べて失敗の可能性が高く、難易度が高いとされる醤油の麹作り、、、これは一人でやるのはハードルが高いと思うが、皆でやれば面白いんじゃないかな。

参加者の皆さんから、「発熱してこないんですが、、、」、「色が薄いようなのですが、、、」などとメッセージや電話が来たり、写真を送ってくれたりした。
自分もイベントページには写真をアップロードして様子をリアルタイムで載せるようにした。
それを参加者の皆さんが見ることで、参考にしてもらったり、少しは不安が減ればいいなとの思いでね。

自分も他の参加者の皆さんから画像が送られてきたりするのを見るのは面白かった。
皆で麹を作っているという一体感が感じられたから^^

イベント中、一人のおかあさんが手一杯の時は、他の参加者さんのうち、手の空いている人が子供の面倒を見る。
自分の子は全部自分が!と気負う必要はないよね^^

写真左端のYちゃんが手一杯の時、自分の子供とYちゃんの子供を両脇に抱えるSさん
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泣いている子を抱っこしてあげると、すぐに泣き止む。
あやしてあげると笑い声に!こういう変化を見ているのは素晴らしい経験だ。
泣いている子供を鬱陶しいとか、うるさいとか思う人もいるかもしれないが、逆に言えばこのような素晴らしい変化を経験できるチャンスにあふれているということなんだよな~

今回、廊下に出ていたSちゃんの様子を見に行くと、気づいたら図書室のお姉さんに抱っこされていた^^
お姉さんは微笑みながら、「棚と棚の間に挟まった感じでいましたので(救出しました)、、」こういうのいいなぁ。

イベントの前の晩には、醤油絞り用の袋を自作。
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醤油のもろみ作り自体はやることがかなり少ないので、合間に味噌用の麦麹作り。
醤油の麹と味噌の麹の作り方の差なども見れればいいかなという思いで。

蒸した麦を扇いで水気を飛ばそう!おなかがすいたSちゃんはずっと蒸しあがった麦を食べていた。気に入ってくれたんだね。いい香りが部屋中に漂っていたよね~
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麹菌つけ
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麹作りの合間にも、ご飯の準備をバンバン手伝ってくれる参加者の皆さん、ありがとうございます!
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更に、イベントの合間に素敵なお花屋さんが登場!持参したお花を皆さんにプレゼント。
この方、Yちゃんはもともとお花屋さんに努めていて、今は個人でフラワーアレンジメントを引き受けたりしている。
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パン修行20年のSさんの旦那様作のパンと花束のコラボ
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さぁ、昼食だ!
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ビヨンド特性のヨモギ茶の香りに引き寄せられるTさん
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ヨモギ茶はオンラインでも販売
しているので、もし欲しい方がいましたらよろしく~
軽いので、送料も200円から♪

昼食準備時、面白い格好のT君
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昼食後、去年仕込んだ醤油の一部を絞ってみた。
サラシに包んで絞り、その後に火入れ。
そして絞り終わった醤油がコレ。隣にあるのがもろみの搾りかす。
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さぁ、皆さんどう感じるだろうか?
あんだけやって、コレだけ?醤油に対してカスがこんなに?!

そう、少量で絞って分かってもらえたと思うが、醤油を絞ると結構な量のカスがでる。
野菜を漬けるのにつかったり、ふりかけとして食べたりもするようだが、あまりに大量に出ると消費は結構大変だと思う。
そして、もろみと違って保存もそれほどできないという問題を抱えている。

だから少量で絞ったのだ。
残りはさらに円熟味を増していくだろうし、絞りカスも少なければ駄目になる前に消費できるから。

麹から作った参加者の皆さんは、恐らく醤油はかなり贅沢な調味料だということがよく分かったんじゃないかな。
カスに対して醤油をもっと欲しい場合には、二番絞りなど、さらに醤油を絞ることも出来る。
その辺はいろいろと試してみると面白いだろう。

でも、自分の感覚では、「絞らない」という選択もかなり有効かなと感じている。
普通にそのまま麦も大豆も食べられるから^^

今回は自分の家族が静岡に先に帰省しており、不在だったため、昼食の準備などはかなり参加者の皆さんに助けられた。
というより、自分は何もしていなかったな、、、
お子さん達と遊んでいたり、麹の様子を見たり、絞り方の調整などをしていたので(^_^;)

うちの子供たちと会うのを楽しみにしていたIちゃん、今度また遊んであげてね!うちの子供たちも遊びたがっているよ~

そんな参加者さんのご協力により、無事に醤油づくりイベント終了。
あとは、各自持ち帰ったもろみが醤油になるまで、じっくりと育ててあげてくださいね♪




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醤油づくり(麹つくり)

醤油づくりにおける、麹作りを行った。
醤油における麹の作り方は味噌に比べて結構手間がかかる、、、

特に大量の場合、大豆を煮るのが大変なんだ。
普通の鍋だと8時間位茹でるのだが、5kgの大豆をにようとすると、普通の鍋なら8回くらいに分けて茹でる必要があるかな。
鍋が2つなら4回づつ。そう、4☓8=32時間♪
大きな鍋があり、一つでできるのであればそれほど大変ではないのだが、、、、

それはちょっと現実的ではないので、圧力鍋を使うのだが、圧力鍋は1つなので、煮るのに必要な時間は短縮されるものの、やはりかなりの回数は必要となる。
そして、さらに考えなくていけないのは、会場で煮上がり完成にするために、自分で煮るときはいい感じに止めておく必要もある。

大豆が茹でてあり、煎った麦が粉にして用意されてあったとしたら、麹の仕込みはただ混ぜるだけ。
かなり簡単なのだ(仕込むだけならね^^)

ということで、せっかく集まってくれた人達にもう少し臨場感を味わってもらいたい私としては、会場で全てを体験できるようにいろいろと調整している。

自分が下湯でした大豆を鍋に入れ、火をかけた。
同時に、下茹でしていない大豆も用意し、それを最初から茹でて見せた。

「うわ~、すごい泡が出てくる!ホイップクリームみたい!」

そうそう、これを見せたかったんだよね。自分は最初に大豆を煮た時にもろに吹きこぼした。
凄い吹きこぼれるのだ!
この泡をすくい取ってもらい、出なくなってから圧力鍋で火にかけた。

横では子供たちが遊びたくてウズウズしている。まぁ、そりゃあそうだろう。自分が子供だったらぜったいにそう思うな^^

子供たちのため、そして参加者に見せるため、既に準備はされている煎った麦の粉の作成を開始。
じっくりと煎るのだが、じつは地味にこれもかなり時間がかかる。
これも参加者の方々に知ってもらえて良かったと思う。

子供は煎った麦をミルで粉にしてくれる。
子供は既に列を作っている♪
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麹の仕込み自体は、茹でた大豆と麦の粉、種麹を混ぜるだけなのだが、イベントとしてはかなりやることがいっぱいあるんだよな~
子供たちがバンバン、ミルで粉を挽いてくれている間、大人たちにはお味噌汁の準備をしてもらった。
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そして、イベントが醤油づくりなのだから、手作りの醤油がどんなものかを味わってもらいたくて、昼ご飯は醤油の焼きおにぎりに決定。
さぁ、皆でおにぎりを結びましょう!
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子供たちは刷毛で醤油を塗るのが大好き♪
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頂きま~す!
参加者産の持ち寄って頂いた一品も加わり、バラエティ豊かな食卓に^^
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今回のイベントは前回の味噌作りに比べて時間的ゆとりがあったため、皆でお話をしながらゆっくりと昼食を取ることが出来た。
醤油を作ることよりも、『繋がり』を作るほうがずっと意義があるからね^^
参加者産同士が繋がっていくのを見るのも嬉しいものだ。

子供たちは、かなりお互いに打ち解け、廊下やホールなど、いろいろな場所で遊びまくっている。
子供同士で勝手に遊んでいるので、ほとんど手がかからない。
託児に預けるという線もあるのだろうが、今のところ自分としてはその必要は感じたことがないな~。
子供が邪魔だと思ったこともないし、一緒に遊ぶのもいいし、大体は子供同士で勝手に遊びだすから。
そんな流れなので、イベントはいつも『子連れ大歓迎』となっている。

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『秘密基地で遊ぶ子供たち』
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今日も面白いことがあったな。
Sちゃん(1歳)のクレヨンをY君(1歳)が借りようとしたのだが、Sちゃんがそれを拒み、Y君が貸してくれよ~と頑張り、貸せ、貸さないのよくある光景になっていた。これはうちの子達にもよく見られる光景。

うちの子供は、兄弟同士では「貸してあげない!」と頑張るものでも、自分が「ちょっと貸してね」と言うと、大体素直に貸してくれる。
貸すのが嫌なのではなくて、貸したら帰ってこないのが嫌なのだ。

貸しても返って来るんだよということを繰り返し経験させてあげ、安心感を与えたら素直に貸してくれるようになる。
今日のSちゃんもそうだったな。
しっかりとクレヨンの箱を握りしめているSちゃんに、自分が「貸して」と言ってクレヨンを借りると、借りた瞬間にSちゃんにクレヨンを返した。
「ほらね、貸してもすぐに返してあげるよ。もう一回貸してね^^」
何回かこんなことを繰り返し、貸すことに抵抗がなくなってきた時に、借りたクレヨンで紙にマルを一つ書いて返した。
次に違う色のクレヨンを借り、更にその内側に一つ丸を書いた。
これも数回繰り返した。
最終的には同心円の外側にヒラヒラを書いてカラフルなお花にした。
そしてクレヨンを返した。

そしてたった一歳のSちゃんにも、『貸すことで、逆に相手が喜び、そしてそれにより自分も嬉しくなる』ことが伝わった!
Sちゃんは自らクレヨンの箱をY君に差し出した。
こういう光景を見るのは本当に幸せだなぁ。
子供でも大人でも、心の壁や障害を取り除いたり低くすれば、心は軽くなり、行動は自由になるんだ。
それを伝えるのがビヨンドをやっている一番の目的だから、、、、

さて、食後はついに麹つくり。
茹で上がった大豆の水を切り、余計な水分を飛ばす。
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煎った麦の粉に種麹菌を混ぜる。

それを大豆に混ぜる。

はい、修了。。。

そう、最後はかなりあっけない。
でも実は、麹作りはここからさらに第二の山場を迎えるのだ!
仕込んだ麹をしっかりと完成させるために2~3日間、面倒を見て上げる必要があるのだ。
温度が上がったり、下がったり、水蒸気でベタベタになったり、、、、いろいろと経験すると思うが、それが面白いのだ。

実は、面白いことに参加者の皆さんは全員、麹はお持ち帰り予定ではなく、次の工程(別日程)で出来上がったもろみ(完成した麹と塩と水を混ぜたもの)をお持ち帰り頂こうとしていた。
しかし、「麹仕込みの時点で持ち帰ることが実は一番面白いんですよ。その後の麹の活きの良い成長を経験するのがハイライトなんですよ」と説明すると、全員が麹をお持ち帰り頂くことに♪
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これは野菜の説明販売と似ているな。ただパックに値段だけつけて売っていても全然売れない。
でも、いかにこの野菜が面白いか、いかに感動的な香りや味を持っているかを伝え、味わってもらうと、逆に喜んで買ってくれたりするのだ。

「失敗したらどうしよう、、」という不安は皆さんお持ちのようだったが、実は、自分としては「失敗なんてしちゃえばいいじゃない。それが面白いんだよ」と思っている。一週間後、次工程に皆で麹orもろみを持参した際、お互いの麹を見せあえたりしたら面白いではないか!
皆が一緒でなく、結構違ったりしたら面白いよな。
「もし失敗したら、次回、自分が持参する麹でもろみを作って、それを持ち帰ることも可能ですよ。だから、折角のチャンスだから、思いっきり失敗なんかしたら面白いですよね。こんなこと言いながら、自分が失敗したりして!アハハハ」

うちでも麹君の成長を見守ります^^
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上手くやることよりも、チャレンジすることのほうがずっと面白い!自分はいつもそう思っている。

さぁ、皆の麹がどんな風に育っていくのか、、、楽しみだなぁ。
一週間後の3/29(土)に第三工程のもろみつくりを開催するので、他にも参加したくなった方がいましたら、是非遊びに来てね~




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味噌作り(麹作り) 共感者の存在!

前回好評だった『麹から味噌作り』の第二弾を行った。

東京から遠い所お越しくださったり、東京から移住して間もない方が参加してくれたり、お子さん連れも多く、賑やかな開催となった。
自分が率先して子連れなので、参加者の方も気兼ねなくお子様連れで参加できたのを喜んで頂けたようだ。
逆に、子供は子供同士で遊んでくれることが多いので助かっちゃったりするんだよね~

『一歳の子に絵本を呼んであげる三歳』
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手前味噌作り自体に慣れていない人もいたようなので、なんと麹を作りながら、味噌もその場で作るという一度で二度美味しい的な体験内容にすることにした。

本来なら二回に分けて開催するところだが、2月の大雪などでかなりスケジュールがタイトになったために、他に味噌作りの日程を組むのが難しいということもあり、今回の同時開催という流れに。

その分、時間がキツキツになるので、会場が空いた瞬間、自己紹介も何もふっ飛ばしていきなり鍋に湯を沸かしだした。そしていきなり「はい、これとこれやるので皆さん手伝って~」と声をかける^^

このへんは普通の『体験教室』みたいなものとはかなり異なるだろうな。
自然農園ビヨンドでは『お客様』という概念が無いのだ。
来る人はみんな『親戚』みたいな感じに思っている。

今回のようなイベントを純粋な商用サービスとしてやるのであれば、数名のスタッフが必要となるだろうな。
高級レストランに食べに行くのと、友達の家にバーベキューをしに行くのはぜんぜん違うが、それで言うと、うちはバーベキュースタイル。料理の出来上がりの完成度よりも、その場を楽しむことや繋がり重視。肉が焦げようが、ウインナーがー網から転げ落ちようが、そんなことは気にならない。

『麹用の麦や米を蒸す準備』
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更に味噌仕込み用の大豆を鍋で火にかけ、麹用の蒸し器がすべて蒸気を吹き出すのを確認して、やっと自己紹介開始。
そして麹作りや味噌作りの説明。

この間、妻が昼食用のごはんや味噌汁の用意を進めてくれている。
助かるな~。この助けがないと更に時間がタイトになるからな。

説明終了後、麹用の麦や米が蒸し上がるまでの間に皆でお味噌汁の準備。
皆で集まっての作業なので、自然に会話も進む^^
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『その間、大豆のアク取りなども抜かりなし』
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そして、蒸しあがったらその麦や米を扇ぎながら余計な水分を飛ばし、熱くなくなってから種麹を投入。
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種麹が種類によって白かったり、抹茶色だったりするのを間近に見たことで、実際に麹ができた時の菌の色にびっくりしたりしないですむようになったのではないだろうか?

米麹五キロ分をぶちまけているところから、持ち帰り希望の方々がそれぞれ分けて袋に入れていく。
かなりザックリ目分量でわけ、気になる場合には計りを併用。
ザックリ分けたつもりが、測ってみたらかなり均等に分けられていたようで、驚きの声が上がっていた^^

同様に麦麹も準備、小分け。

子供はお腹が空いたようで、バナナなどを食べている。
そして、自分が先日作ったダイジェスティブビスケットを配ったところ、喜んで食べてくれていた^^
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ちなみに、このダイジェスティブビスケット、、先日友達と共に挽いた全粒粉を用いて作ったのだ。
挽いてくれたYちゃん、Rちゃん、Hくん、そしてうちの子供達よ、ありがとう!

この全粒粉を入れるだけでパンやクッキーが別物になるので、欲しい人いるんじゃないかなと思って一応持参した所、1.5kgくらいしかなかったのもあり、あっという間にその場で完売。

そして、昼食。
楽しくおしゃべりしながら、皆で美味しく頂いた。
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昼食後、味噌作り開始。
茹で上がった大豆を潰し、塩切りした麹と混ぜる。
大豆さえ茹でてあれば、工程は簡単。量が多いと混ぜるのがやや大変だが、麹作りに比べて非常に楽なことが分かってもらえたと思う。
なんたって、今日仕込んだ麹はまだまだ完成ではなく、お持ち帰り頂いた後、出来上がりまでの数日間は目をかけてあげる必要があるのだから。

『大豆を潰し中』
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『麹の塩切り』
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『大豆と塩切りした麹を混ぜ中』
2014-03-16 14.25.54

終に味噌仕込みも終わり、予定時刻は一時間過ぎたものの、無事にイベント終了~。

参加者の方には喜んでもらえたようで、後に参加者の旦那さんから「妻がとても喜んでいた」とメッセージを頂いたりした^^
そして、これまたありがたいことに、東京からの参加者さん達は「ぜひともビヨンドを応援したい!」という思いを持ってくれており、「足繁く通うことが出来ないのだが、どのように応援したら良いだろうか?経済的な面でも支援とかあれば助かるんじゃない?」と声をかけて頂いた。
本当に有り難いお声がけだ、、、本当に、、、

こういう有り難い支えを常に感じるから、自分は突き進んでいられるのだ。
お金とか効率で考えるのではなく、もっとずっとシンプルに『皆で楽しみましょう!』とだけ想いながら、、、
『そんな流れが加速して、皆がそんな感じで動くようになったら面白いな~』とも想いつつ、、

「物理的な距離とかは関係なく、心だけ繋がっていれば良いんです。自分がビヨンドに来れないにしても、”こんな所あるから、もし良ければ力を貸してあげて”と声をかけたとして、実際に三人がビヨンドに手を貸しに来てくれたとしたら!既に三倍の働きをしているのと同じことですよね。ビヨンドの東京支部みたいな、窓口的なことをやってくれるだけでも非常に助かります^^ あるNPOの方に欲しいと言われて作ったA4サイズのパンフレットなどもありますので、そういうのをパソコンでダウンロード、印刷して配布したりとか、ご希望があれば、それを伝えてもらえれば東京にお話をさせてもらいに私が出向くことも出来ますしね。」
自然農園ビヨンドパンフレットA4

ただ楽しいことをやり、ただ支えあう。
こんな流れが加速していきますように!

P.S.
他にも「私にも何か協力できることありますか?」などと思ってくれちゃう人がいましたら、お気軽にメールなどくださいね~
smile.shine2012☆gmail.com (☆を@に変えてください)




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醤油づくりの前準備(友達の家で)

醤油づくりイベントの第一工程を友達(Yちゃん)の家をお借りして行った。
もともと平日開催という、仕事がある人は参加できない少人数を見込んだ日程設定だったのだが、会場の明野総合会館が急遽、工事のため使用できなくなったので、代わりの場所が必要となったのだ。

こういう場合は、自分の家か、参加者さんのお家でやることにしている。
つい先日、友達(Sちゃん)の家のペンキ塗りで初めて知り合ったYちゃんが、自分の家でやってくれると逆に嬉しいとの事だったので、甲府まで出張してイベントを行った。

Sちゃんの友達のRちゃんも参加してくれ、アットホームな感じでイベントは進む。
子どもと遊んだり、お茶にしたり、おしゃべりしながらミルを回したり、、、

『プラ板というものを作って遊んでいる所』
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まずは原麦を挽く作業から。
実はコレ、まるっきり醤油づくりとは関係なく、全粒粉をただ作りたかったのだ。おすそ分けするために。

2014-03-14 13.53.05

はい、結構大変です^^
一キロ挽くのにかなり時間と労力がかかることがわかってもらえたかな~
原麦を700円/kgで入手したとして、それを1kg挽くのに15~20分かかったとしたら、、、売るために値段をつけると何なのその値段?って感じになっちゃうんだよね、、、

そして、この原麦を挽く作業は単に全粒粉を作るためだけではなかったのである。
ミルで麦を挽くだけでも、「おぉぉ、なるほど~」と興味を感じる遊びにしたいではないか!
YちゃんやRちゃんが大変そうに挽いている時に説明を加えた。

「実際の醤油づくりに使う麦の粉ははったい粉と言って、最初に乾煎りするんだ。そうすると挽くのはかなり楽になるよ^^うちの子供が喜んでバシバシ挽いていたくらいだから。今のうちに生の麦を挽くときの辛さを覚えておいてね。あとで比較できるように」

全粒粉を作り終わったら、麦のゴミを取り除く作業をした。
同じことばかりやっていたら疲れるし、飽きるが、工程が変わるとまた面白くなっちゃうよね^^

上からコップで麦を落としながら、横からもう一人がうちわで扇ぐ。
麦は重いので下のボウルに落ちて収まり、軽い草や籾殻のようなものは外側にこぼれ落ちる性質を利用した選抜方法だ。

やり方はざっくりとしか教えない。自分でわかってもらえたほうが楽しいからね^^
「はい、扇いで」

最初はなかなかうまく分離できない。
「あれ~、麦も飛んだり、ゴミがそのまま落ちたりしているよ?」

ヒントだけ出していると、段々とコツが掴めてきたようだ。
「あ、こういう風に仰ぐとうまく行く!」

そうそう、やりながら考えればいいんだよね。
コツを掴み、どんどんと選抜作業は進む。

「さて、次は乾煎りをします。」

あまり焦がさないようにかき混ぜながら、煎る。
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煎り終わったものをもう一度ミルで挽く。

「どう?軽くなった?」

「うわー、軽い!軽く回せる!」
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先ほどあれだけ披露していたのに、今回ブンブンと回せていたので、楽しかったようだ。
凄い勢いで回しまくっている!
なんだかスーパーマンになった感じだよね。ただミルで挽くだけでも、結構遊べるんだよな。

この頃に帰宅したYちゃんのお子さん(三歳)もミル挽きに挑戦。喜んでバンバン挽いていた。
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原価とか、労働効率なんかで考えたらありえない今回の醤油づくり、、、
すべてが実は遊びなんだよな~

友達の家に来て、喋りながら手を動かしているだけ。

更にはおみやげに沢山のお菓子なども頂いてしまった。

先日会ったばかりなのに、快くお家にお招きしてくれたYちゃん、そして新たにお知り合いになることが出来たRちゃん、ありがとうございました!




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心のワークショップ(心を軽く♪)

心の重要性、凄さを伝えるための、『心のワークショップ』を行った。
『こうあるべき』という考えに集中し、本当に幸せになるという事に集中していないがために、ストレスが溜まっているような人がいれば、お役に立てるかなとの思いで始めた。

自分は非常にラッキーな事に、何年も専門的に『どうしたら幸せになれる?』ということだけを追求する機会を持てた。
仕事にも行かず、朝から瞑想したり、文献調査、思考実験など、、そんなことばかりしていた。
何度も迷った。
「こんなことばかりしていて大丈夫なのだろうか、、、」
「本当に答えは見つかるのだろうか?」
「自分が得ようとしている答えというのはそもそもあるのだろうか、、、」

でも、自分は突き進んだ。
気づくと仕事をやめてから10年も経過していた、、、

そして気づいた。
この10年の経験というのはまるっきり無駄な事ではないどころか、やはり、もろに幸せに直結していたのだ。
『ここを追求していて良かった!』心からそう思った。

自分は悩みに悩み、何度もつまずいた。
そのため、悩みどころや、つまづきどころというものがわかる。
そして、それに対してアドバイスをすることも出来る。

自分の経験を伝えることが出来れば、何年も悩まず、もう少し早く楽しく幸せな方向に行けるはずだ。

つまづきどころに対するヒントとなるものをピックアップしたら大体10個あった。
その10個を個別のワークショップにして伝えていったらいいかな、、、そんな思いで初めた心のワークショップ第一弾は、『人生の意味とは?』。

目の前で起こる出来事に対する感情が、見方や捉え方によってまるで異なること、そして捉え方などは物事の背景を探ることでころりと変わるきっかけを得られるということ、、、
そのような事を自身の体験を話しながら説明させて頂いた。

参加者さんの中にはわざわざ岐阜県から夫婦でいらした方も。
畑をやっており、「鹿に作物を食べられて正直やるせない」という気持ちを強くお持ちだったのだが、最後には「確かに鹿に食べられたからって、絶対ダメとか言うことではないですよね^^その後に続く種は採れたりしていますしね。」と嬉しそうに言っている表情が印象的だった。

他の参加者の方々にも、少しはお役に立てていたらいいな^^





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プロフィール

ヤス

Author:ヤス
自然の恵み、豊かさを多くの人と共有したい!

=自然農園ビヨンド 代表=

無農薬、無肥料の自然栽培で野菜を育てながら、野菜販売、体験イベントなどを行なっております。

>>Beyond自然塾

>>自然農園ビヨンド

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